以前、勉強会に参加した時に学んだ
「床ずれ・褥瘡(じょくそう)」について考えてみました。
以前から褥瘡という言葉を使っていたのですが、これは医学用語。
一般的には、「床ずれ」。
そのため学会側は、「床ずれ」という表現を用いるように判断したようです。
介護業界に携わっている側からすると「褥瘡」の方に、
重みがあるので「気をつける意識」が高まっていましたが
世間一般に通じるのは、「床ずれ」かもしれませんね。
少し、褥瘡というものについて、下記まとめました。
褥瘡(じょくそう)とは
辞書を引くとこうあります。
[box type=”white”]長い間病床についていたために、骨の突出部の皮膚や皮下組織が圧迫されて壊死(えし)に陥った状態。腰や仙骨部・肩甲骨部・かかと・ひじ・後頭部などに生じやすい。[/box]
文字を一文字ずつ見てみると
褥(じょく)のみのだと:しきもの
瘡(そう)だと:皮膚のできもの、はれもの。「瘡蓋(かさぶた)」のかさとも読みます。
床ずれ(褥瘡)の定義
日本褥瘡学会ではこうあります。
[box type=”white”]外力による南部組織の血流停止が一定時間以上となり、組織が酸素欠乏により壊死(えし)して発症すること。[/box]
褥瘡の大きな要因となる「ずれ」
ベッドや座イスなど動きが
一定時間固定される際に、生じる「ずれ」。
いったいどこの部分に多いかというと。
(床ずれケアナビさん参照)
こうやってみるとかなりの数ありますね。
このずれを解消するオススメ用具があります。
介助グローブ
材質がナイロンなので、両腕に通し、
ベッドと体の隙間に腕を通してあげることで
ストレスを取り除くことができます。
ストレスは、ベッド上で動いた際に発生しているので
このような介助グローブがあるとほんとに役立ちます。
些細なことかもしれませんが、日々が積もり重なると
「あっ、やっておけば良かった」ということにもなりかねません。
三重町営業所のサービスルームにて体感できます!
どうぞ、お気軽にお越しください。
やっぱり、体感してみないとわかりません。