先日4点杖を届けに行ってきました。
初めてご自宅の方へ伺い、感じたことがひとつ。
この杖が、周囲の環境と自分の状態に合っているのか?
ご自宅までの道中、私は重ステ車両で移動していると
車でもきつい坂が多々ありました。
そのためか、出てきた言葉が
「散歩行かれるんですか?」
「杖は、家の中で使われるんですか?」
おじいちゃん曰く、「散歩・・買い物に、行くよ。」
4点杖・・・「散歩・・急な坂」
想像するだけで、気になりますよね。
もう一度確認するように手配!!
4点も足があるから大丈夫?!
なんて事は、なく。
4点も支点があるから、危険につながることもあります。
例えると「散歩していてる道が、4差路あるのか」
「一方通行なのか」の違いがあります。
つまり、環境によって、気をつけなければいけない点が
4つか1つか?と出てきます。
杖は、自分の体重を支えるもう一つの足
そのため、体重を掛けた時どうなるのか、認識しておかなければいけません。
2本足は、長年付き添っているので「感覚と脳」が認識していますが
第3の足となる杖は、そうもいきません。
ご年配の方になると「イメージを口頭で伝える」ということが、難しくなります。
結果、体感、体験で体で覚えることが自然というか
昔からの体得方法。すると危険値も高まります。要注意です。
「その時の背丈に見合うモノ選び」が、不可欠になります。
内的環境(利用者自身)と外的環境(取り巻く周囲)を把握する
あわやでは、少しでも危険を避ける事ができる道を提案しています。
「それが当然」では、ありますが、まず状況を把握。
ところが、日々変化しているため簡単ではありません。
ケアーマネージャさん、訪問介護師さん、ご家族の皆さんと二人三脚、三人五脚・・・と
共に歩んでいきたいと思います。